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旅の重要なポイントとなるのが宿選び。当たり前のことだけれど、「安くて快適な宿」という基準で、ある程度こだわって選んでいます。旅が続いていくうちに、私たちなりの基準もできてきました。参考までに選び方とは…… ●必ず部屋を見て決める ●窓のある部屋 ●ガイドブックは参考までに ●ドミトリーは…… ●客引きは無視しない ●日本人宿は…… ●値切れそうだったら、値切ってみる というわけで、以下に私たちが泊まった宿をご紹介していきます。ユルい写真は単に「あー疲れた〜」とドカっと荷物を置いたあとに「そういえば、写真撮ってないね〜」と慌てて撮ったものです。ご勘弁を ■アジア ■アフリカ ■中東 ■ヨーロッパ ■北中南米
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■Baan Athit Guest House |
バンコク(タイ)
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カオサン・ロードを通りすぎ、POLICEの向かいの道をチャオプラヤ川方面に入っていった道(屋台等がずらりと並ぶところ)を道なりに進み、一本目の細い路地を入ってすぐ。7〜8室しかない小さなゲストハウスで、部屋は広々としてキレイ。2階以上は土足禁止の板間のため、部屋でもペタンと床に座れてくつろげる 滞在:2002年7月5〜12日 |
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25 Soi Chanasongkram Phara Athit rd. Banglamphu
Bangkok 10200 tel:662-629-3909 mail:baanathit@hotmail.com |
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■Baphuon Guest House |
シェムリアップ(カンボジア)
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怒涛の移動のあと、よたよたと客引きの兄ちゃんについていった宿。できたばかりのようで、部屋は広々としていてキレイ。レストラン部分にはビリヤード台があり、自由に楽しめる。また、宿の息子は日本語が話せ、アンコール遺跡観光の手配などをしてくれる。彼はかなりぼっちゃんぽい容姿と雰囲気のため(実際、カンボジアでは裕福な家庭に当たるだろうし)、私たちは彼のことを「ぼっちゃん」と呼んでいた 滞在:2002年7月13〜18日 |
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House No.117 Slor Kram Village tel:855-12-834-181 / 855-12-897-339 |
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■Lakeside Guest House |
プノンペン(カンボジア)
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ポエンコック湖畔にあるゲストハウス。安宿街がないプノンペンでは比較的宿は高めだが、中心地からちょっとずれてもいいという人にはレイクサイドは絶対にお勧め。料金的に安いうえ、湖に向かってつき出ているテラスはの〜んびりくつろぐには最高。むしろ宿から出たくなくなる。客のほとんどが欧米人。かのキャピトル・ホテルも見学に行ったが、「絶対こっちのほうがいい」という結論に。ただし部屋は色々と種類があるようで、私たちの泊まった部屋は小さめだった 滞在;2002年7月19〜22日 |
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■199/32 |
ホーチミン(ベトナム)
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いまやカオサン通りに次ぐ安宿街の裏路地にあって、明らかにただの家庭を改装しただけの、違法宿(笑)。つまり正規のホテルとしての届出を出していない宿なのだが、逆にベトナムの一般家庭を覗く、絶好のチャンス!と思って泊まってみた。これが大正解。なんとなく演歌の香りのする、人情の厚そうなおばちゃんは本当に親切で、一日に一回、最高にうまいレモンジュースを出してくれた。一番上の部屋で階段がキツかったのと蚊がいたのが玉にキズだが、トイレ・バス付の広々とした部屋で、これでひとり2ドルは安いと思う。全般的にベトナムは宿が高いので、この安さは魅力 滞在:2002年7月23〜25日 |
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199/32 De Tham District 1 Ho Chi Minh tel:8-860-124 |
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■Hotel Bang Khu'ong |
ニャチャン(ベトナム)
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ここは宿というよりちゃんとしたホテル。もちろん、毎日ベット・メイキングしてくれる。部屋の2面が窓になっていて、明るく広く美しいという3拍子揃った部屋だった。エアコン付という快適さに魅了され、以後エアコン付の部屋を進んでチョイスするという悪習をつけてしまったのも、思えばこの宿が始まりだった。フロントの人たちの英語はイマイチだったが、厚かましさもなくリラックスできた。ともちゃんはこの宿でダウンしてしまったが、この宿でなかったらふたりとももっと気がめいってたかも 滞在:2002年7月26〜29日 |
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Quan Tran Hung Vuong St. Nha Trang City tel:058-813516 |
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■Cong Doan Hotel |
ホイアン(ベトナム)
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ここもちゃんとしたホテル。というか、かなり高級な感じ。MTVをつけ、部屋でインターネットをつなぐという極楽生活を堪能するも、チェックアウト時に52ドルという信じられない電話代を請求され、大ゲンカのすえ負けてしまった苦々しい思い出の宿(詳しくは旅の日記参照)。部屋はキレイでベットも高級感あるもの。ただし床のタイルも大柄で、ベット・カバーも毒々しい大柄という柄ON柄の部屋。今思うとその時点で悪夢は始まっていたのかも? 滞在:2002年7月30〜31日 |
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50 Phan Dinh Phung HoiAn tel:0510-862-370 mail:hatradeunion@dng.vnn.vn |
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■Bamboo Hotel |
フエ(ベトナム)
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ホイアンで思いっきりボられ、意気消沈ぎみだった私たち。気を取り直して向かった古都フエの宿は、そんな私たちの陰鬱としたムードを見事吹き飛ばしてくれた。緑色の外装が周囲の建物の中でひと際目立つこのホテルは、まだ新しく、とにかくきれい。設備もひと通り揃っており、これでW7ドルは本当に安いと思う。シン・カフェが近く、アクセスがよいのもうれしい 滞在:2002年8月1〜2日 |
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33A Hung Vuong St. Hue City tel:054-828888 mail:huuthuan@dng.vnn.vn |
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■Youth Hotel |
ハノイ(ベトナム)
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中国ビザ申請のためしばし留まることもあって、部屋選びには苦労した。7〜8軒見てまわったが、6〜8ドルの部屋はたいてい窓がなくジメジメしていて、悲しくなるほど安宿感の漂う部屋だった。なので思い切ってランクアップ(といってもたった2ドルだけど)。10ドルになると部屋が見違えるほど美しくなった。ちなみにこの部屋も一番最初の言い値は15ドル。渋っていたら一気に5ドルダウン。しかもインターネットがタダ(ただしひとり1時間まで……といっても私たちは平気でオーバーしていたが)という誘い文句にコロリとやられた。ただし「ハロン湾のツアーに行かないか」とのお誘いがウルサイ。しかも人によってそのツアーの値段が違ったりする、よくあることだが 滞在:2002年8月4〜7日 |
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30 Hang Cot Ha Noi tel:04-8282810/8259646 mail:Kien2578@hotmail.com |
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■昆湖飯店(kun Hu Hotel) |
昆明(中国)
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バックパッカーの定番宿。Wで70元(古いほうの建物だと60元、ただしシャワー・トイレなし)のわりに部屋、バストイレともキレイ。ただしお湯は若干ぬるかったし、出も悪かった。「旅行人ノート」に「服務員の態度は悪い」と書いてあったが、中国はこんなもんでしょうって感じだった。ただし彼女たちの英語は、英語を話しているということに気づくまでに時間がかかったほど(笑) 滞在:2002年8月9〜10日 |
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雲南省昆明北京路202号 tel:0871-3133737 |
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■麗江大酒店 |
麗江(中国)
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時期が悪かったのか、Wでの空き部屋がかなり少なかった。あっても200元以上する宿が多い中、ともちゃんが必死で見つけてきた部屋。いわるゆ夫婦多房、ツインではなくワンベットなので男同士では……? 部屋はかなり狭かったが、中庭のある雲南風の造り自体は趣があって、そこにしっとり雨が降っていたのもなかなか印象的 滞在:2002年8月12〜13日 |
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雲南省麗江県新大街 tel:0888-5188766 |
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■晋元大酒店(Jinyuan Hotel) |
上海(中国)
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けっこう夜遅くについたため、宿探しの気力が残っておらず、駅の宿紹介所で紹介してもらったところ。かなりちゃんとした造りのホテルで、部屋も美室でお風呂に置いてある小物など、何気に高級感あった。めちゃめちゃ遠いというわけではないが、中心地からやや離れていたために1泊でチェンジ 滞在:2002年8月17日 |
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上海国慶路50号 tel:021-63806391 mail:jinyuan@china-nas.com URL:http://www.china-nas.com/ |
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■人民大酒店(Shanghai Renmin Hotel) |
上海(中国)
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「せっかくの都会だから、できれば中心地に!」というふたりの希望をかなえる、南京東路のど真ん中という超好立地条件の宿。ネオンの間をぬって部屋に帰るのもよし、バンドまでも10分程度で歩いていけるのもよし。部屋も広く快適だった。クーラーをガンガンに入れて洗濯物を乾かすという荒業を使ったのが思い出(?)。 部屋以外にも会議室等もあり、会議をしているビジネスマンを見て「都会だね〜」と妙に関心していた。ただし外国人は少ないようで服務員は中国語オンリー 滞在:2002年8月18〜22日 |
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上海天津路500号 tel:021-63517636 |
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■蘭州大廈(Lanzhou Mansion) |
蘭州(中国)
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列車を降りてすぐに翌日の切符が取れたため、駅前で1泊できるところで探したのがココ。部屋もフロントも日本のビジネスホテルのような雰囲気。泊まった部屋は9階で見晴らしはなかなか良かった。ただしエレベーターが異常に遅く、かなりイライラした。待ったすえにやっと来たエレベーターはぎゅうぎゅう詰めだったが、バックパックごと無理やり入り込んだのも印象的 滞在:2002年8月24日 |
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蘭州天水路9号 tel:0931-417210 |
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■孔雀大廈(Peafowl Mansion) |
ウルムチ(中国)
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意外と大都会のウルムチ。お昼に到着して余裕だと思っていたけれど、ホテルとホテルの間が離れているために探すのに難儀した。私たちは旧館に泊まったが、新館のほうはもっと高いようだった。ベットはダブルがひとつ、部屋も狭いし、バス・トイレもしょぼい。安宿感に溢れていて、この値段のわりにはイマイチ。しかも部屋からネットにつなごうとしたら外線につなぐのに申請が入り、ようやく外線につながったと思ったらネットにつながらず、しょんぼり。もちろん孔雀はどこにもいない(笑) 滞在:2002年8月26日/ 9月4日 |
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新疆ウルムチ市友好南路71号 tel:0991-4522988 |
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■其尼瓦克賓館(Quinbagh Hotel) |
カシュガル(中国)
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バックパッカー定番の宿。ドミはもっと安いと思うんだけど、私たちは3人ベットを2人で占領してこの値段だった。3つベットがあるために部屋は広く、快適。敷地内の奥のほうにある別館に泊まったのだが、中庭+螺旋階段のあるイスラム風の建物はなかなかエキゾチック。フロントのウイグル美人なお姐さんとフランケンシュタインをいい人風にした感じのおじさん、ふたりとも感じが良かった 滞在:2002年8月28日〜9月2日 |
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新疆喀什市色満路93号 tel:0998-224173/222084 |
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■五環賓館(Olympic Hotel) |
敦煌(中国)
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日本人の多い飛天飯店の向かいにある、名前の割りに地味な宿(笑)。部屋はキレイだが、シャワー、トイレなどはいまいち。お湯が夜の7時から12時までしか出ないのも難点。その半面、受付の小姐たちは中国にしては珍しいぐらい愛想がよく、フロントは明るい雰囲気。当初、80元は高いよね〜と必死に交渉したものの、なかなか安くならなかった。諦めようかと思うときにふと「私たち、新婚旅行なのよね〜」と言ったら「まあ!」ってな感じであっさり安くしてくれた。なんだかちょっと得した気分♪ 滞在:2002年9月6〜10日 |
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敦煌什沙州鎭鳴山路20号 tel:0937-8832147 |
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■凱拉斯酒店(Tibet Kailash Hotel) |
ラサ(チベット)
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ラサに到着したのが夜遅く、しかも長時間の移動&高山病でヘトヘトになっていたため、ゆっくりと宿を探す元気がなかった。そのため、すぐその辺にあったこのホテルに1泊だけすることに。ラサでは高めのホテルだったが、その分部屋もきれいで設備も整っている。バスタブがあったので、お湯をためじゃぶじゃぶと浸かれたのが、疲れた体にとって最高の贅沢だった。フロントの男性は英語が少し通じる。人民元をまったく持っていなかったので、仕方なくドルで支払った 滞在:2002年9月13日 |
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西蔵拉薩市北京東路20号 tel:0891-6340904 |
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■亜旅館(Yak Hotel) |
ラサ(チベット)
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日本人バックパッカー定番宿のひとつ。ラサの安宿の中では飛び抜けてきれい。ツインはもちろん、ドミトリーも毎日まんぱんに人が入っていた。中庭はまさしく旅行者のたまり場。スノーランド・ホテルやバナクショー・ホテルなどから情報交換&交流のため偵察に来る人も多かった。トイレやシャワーは共同だが、とてもきれい。シャワーも24時間OKだし、洗濯スペースがあるのもうれしい。広い屋上からはポタラ宮も見える 滞在:2002年9月14〜23日 |
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西蔵拉薩市北京東路100号 tel:0891-6323496 |
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■江孜家具広旅店(Hostel of Gyancse Town Furniture Factory) |
ギャンツェ(チベット)
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カトマンドゥに抜けるまでは快適な宿は無理かな〜と思っていただけに、意外とキレイな部屋には上機嫌。窓のたてつけが悪くガタピシいっていたのと寝る前にドデカイ虫が入ってきたのを除けば、部屋の前にテラスもあるし、快適な部屋だった。ちなみに私たちが泊まったのは新館のほう。値段がやや安い旧館もあるが、部屋はかなり厳しい感じ 滞在:2002年9月24日 |
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■Lhatse Tibetan Farmer's Adventure Hotel |
ラツェ(チベット)
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記念すべき初ドミトリー。ちょうどメンバーとぴったりな5人部屋に落ち着く。どうしてもシャワーを浴びたかったが、覚悟の水シャワーに突入した夫がブルブル震えながら「や、悪いこと言わないからやめたほうがいい」と言うのを聞いて皆入浴を諦めた。ドミは窮屈なところもあるし……とか言っておきながらふたりとも真っ先に寝たらしく、次の日同室メンバーに笑われる 滞在:2002年9月25日 |
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■QOMOLANGMA PALBER HOTEL |
タシゾム(チベット)
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エベレスト・ベースキャンプからちょっと引き返したところにある小さな村の小さな宿。ここも5人部屋のドミトリーだった。ぐるりとベットに囲まれた部屋は妙に落ち着く。夕飯後、「さ、さ、飲むべか」というタイミングに、屋上からあまりに美しい星空が眺められることがわかり、皆でしばし屋上からスター・ウォッチングに励む。歩くと上下にぐらぐら揺れる床が何気にスリリングな宿。ここでも私たちは真っ先に寝たらしい 滞在:2002年9月26日 |
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