安宿や安食堂など、ツーリストの集まる場所には「情報ノート」という、寄せ書き帳のようなものがあります。情報ノートには「どこどこのなになにが美味しい!」とか、「どこどこの旅行代理店がいちばん安い!」とか、さまざまな有益な情報が書き込まれていて、僕らも参考にしています。なんだかんだいっても、旅先での情報収集にもっとも役に立つのはほかの旅行者からの口コミ情報だと思います。もちろんガイドブックも参考にはなりますが、細かい情報までは網羅できていませんし、載っている情報も必ずしも正しいとは言えないのが正直なところです。ここでは、情報ノート簡易版として、ほかのページには書ききれなかったことなど、ちょっとしたお役立ち情報をメモ風にアップしていきたいと思います

※すべての情報は私たちが旅した時点でのものになります。あくまでも参考までに
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 ■アジア

 

ウルムチ(中国)

列車の切符売場
ウルムチ駅では当日分の切符しか買えない。5日先までの切符が買える窓口は、8番か58番のバスに乗り、バス停「紅旗路」で下車。映画館の左脇の道を50メートル程度歩いた左側。

ホテル情報
ガイドブックによく出ている3つ星ホテル「華僑賓館」は、いまはもうなくなっている。

屋台街
民主路の中央にあるロータリー(映画館の周り)では、夜になると屋台が何軒も出てくる。砂鍋やシシカバブー、餃子などが格安で食べられるのでおすすめ。

ゲーム・ショップ
河灘北路と揚子江路が交わるロータリーの地下にあるショッピング・モールには、ゲーム・ショップが何軒かある。ここでは、いわゆる海賊版のソフトを格安で入手可能。カウンターで店員に言えば、奥からPlayStationやDreamcast、Windowsなどのソフトがわんさかと出てくる。

 

 

カシュガル(中国)

間違いだらけの「歩き方」
「地球の歩き方 中国 2002〜2003」に掲載されている公安に行ってもビザの延長は行えない。雲木拉克夏路(其尼瓦克賓館の前の道)沿いの「公安外事科」で行う。なお、ビザの残り期間が3日以内でないと延長は不可。また、中国銀行に関する情報も間違っている。T/Cの両替は、人民公園のそばにある中国銀行でのみ可能。さらに、火車(列車)の切符売り場(無軌鉄道切符売場)も違う。エイティガール寺院の対面に2年前に移動になっている。いい加減にしてくれ! 地球の歩き方。

 

 

敦煌(中国)

鳴砂山への行き方
鳴砂山へ行くには公共バスを利用するのが効率的。鳴山路沿いから3番の公共バスに乗り、15分程度。ひとり1元。レンタルサイクルで行くという手もあるが、夜は寒くて暗いので要注意。

 

 

ラサ(チベット)

ジョカンにタダで入れる?
通常は25元の入寺料が必要なジョカン(大昭寺)だが、夕方頃行くとフリーで入れることが多い。ちなみに数珠を持っているとタダで入れるなどの噂も。


スノーランド・レストランのケーキ
バックパッカーご用達のスノーランド・ホテルに併設されているレストランでは、PM9時以降ケーキが半額となる。どれもおいしいけど、「レモン・チーズ・ケーキ」(通常7元、半額時3.5元)が特におすすめ。


ガンデン寺行きのバス
ラサ近郊の人気スポット、ガンデン寺に行くバスは朝6時30分にスノーランド・ホテルの前から乗ることができる、とされている。この時間だとまだ外は真っ暗で、夜型人間には起きるのが本当につらい。しかし、バスは複数台用意されており、7時くらいに行っても間に合う。

 

 

中国〜ネパール国境での両替

中国側のダム、ネパール側のコダリの両方に闇両替屋(店ではなく個人だけど)が多数いる。レートは人によってまちまちで、平均1元=8〜9Nルピー。中国側のほうが若干レートがよいとか、最高で9.9Nルピーで両替できたといううわさも。

 

 

カトマンドゥ(ネパール)

タメル地区のCD屋
タメル地区には多数のCDショップがあるが値段に大きなばらつきがあるので要注意。いちばん高いところで1枚350Nルピーと結構するが、探せば200Nルピーくらいで買える。ちなみにショップの店員と仲良くなれば、ディスカウントも可能。僕らは1枚170Nルピーでゲットできた。

日本語の本屋
タメル地区にある古本屋の中で日本語の本の品揃えがいちばんよいのが「Nightingale Book Shop」。買った本を返却すると、買値の半額分がキャッシュ・バックされる。場所はTridevi Marg(道の名前)沿いの北側で、店の外の看板に「日本語の本15,000冊」と書いてあるのが目印。以前はほかの場所にあったらしいが、引っ越したのだと。少し前のガイドブックなどに書いてある場所は、移転前の場所なので要注意。

 

 

ナガルコット(ネパール)

展望塔
街を歩いていると、「展望塔に行かない?」とよく声をかけられる。展望塔までは結構遠く、行くにはお金がかかるが、Hotel View Pointの屋上に行けばタダで360度のパノラマを展望できる。

 

 

ポカラ(ネパール)

両替
レートはカトマンドゥとまったく同じ(2002年10月現在)。カトマンドゥは1ドル=76.5Nルピーだが、ポカラは両替屋の看板に78Nルピーと書いてある。一見ポカラはレートがよいのかと思うけど、実は1.5Nルピーのコミッションが発生するので結局同じ。

レンタルサイクル
レイクサイドのメインストリート沿いの店で借りると1日50Nルピーもするが、ちょっと脇道に入ると30Nルピーで借りられたりする。

アンナプルナのトレッキング・パーミット
レイクサイド北部にあるACAP事務所で書類と写真1枚を提出して、即時発行される。ひとり2000Nルピーと高額(ちょっと前までは1000Nルピーだったが、値上がりしたらしい)。

 

 

バンガロール(インド)

HMV
日本にもある大型CDショップがプリゲイド・ロード沿いにあったが、現在はつぶれてしまった模様。その向かいに「Planet M」という似たような店があるので、こちらに行くべし。

ダリア
プリゲイド・ロードから一本脇道に入ったところにある日本料理屋。マドラスにも姉妹店があるらしい。値段はかなり高く、味はいまいち。米も日本米ではない。それでも、南インドの内陸部のこんなところで日本食にありつけるのはうれしい。客のほとんどは現地駐在員で観光客は少ない。店内ではNHKの放送もあり。

 

 

ゴアのウマイ飯屋

China Town Restaurant
アンジュナ〜バガトール地域ではもっとも有名?なレストラン。きれいで値段もそこそこで、何を頼んでも大体はずれはない。店員の愛想がよく、店内の雰囲気はナイス。おすすめはKing Fishのタンドリー焼き。巨大な白身魚を1匹まるまると姿焼きにし、フライドポテト&サラダを添えて出してくれる(100〜200ルピー、時価)。なお、この店ではレンタルバイク業もやっており、僕たちはスクーターを1台借りた(1日100ルピー)。

Bean Me Up
100%ベジタリアンの店。ここの豆腐料理はおいしいと旅行者の間で評判。またサラダ・バイキングもあり、これもおすすめ。かなりイカツイ欧米人おばちゃんが経営しており、いつ行ってもインド人店員が怒られていた(笑)。

Bamboo
肉を食べたいときはここへ。アンジュナの交差点をビーチ方向に向かって50メートルくらい行った右側にある。店先では、日本の焼き鳥屋さんみたいに金網の上で肉を焼いており、煙がモクモクと上がっているのですぐわかる。おすすめはケバブ。客の回転も早く、続々と客が入ってくる人気店。欧米人客が多い。

German Bakery
アンジュナの奥地にあるかなり大きな敷地を持った店。パンやケーキがおいしい。店内には座敷席があり、のびのびとくつろげる。おすすめはチーズケーキ。なお、洋服屋や古本屋も併設。ここには日本語の本もいくつかあった。

Scarlet
チャポラにあるフルーツ・ショップ。おいしいフルーツを低価格で食べられるとあって人気が高い。フルーツサラダwithアイスクリームは、何種類ものフルーツがボールのなかにたっぷりと入り、上に大きなバニラ・アイスクリームが乗っているというもの。アイスクリームでフルーツを冷やしながら食べるのが最高にうまい。

 

 

エチオピア情報

アジスアベバのボレ国際空港
2003年1月20日に新装オープンしたばかり。国際線の空港税は20ドル、国内線は10ブル。2階にはカフェテリアがあり、飲食可能。コーヒー、ジュース系は約4ブルと若干高いが、ふかふかのソファーでくつろげる。空港からピアッサまではタクシーで30ブル程度。乗り合いミニバン(青と白のトヨタ)も出ている。

両替レート
2003年1月現在、1ドル=8.5ブル程度。銀行も闇両替もそれほど変わらない。ちなみにユーロだともう少しレートがよいとか。

エチオピア航空の国内線
アジスアベバを起点に、ラリベラ、ゴンダール、バハルダールと1台の飛行機で周回している。「旅行人ノート アフリカ」に掲載されている金額から大幅に値上げされているので要注意。ちなみに2003年1月現在の片道料金は、アジスアベバ〜ラリベラ94ドル、アジスアベバ〜ゴンダール94ドル、アジスアベバ〜バハルダール71ドル、ラリベラ〜ゴンダール44ドル。アクスム行きの便も出ていた。

ケニア航空(Kenya Airways)
最近移転して、ヒルトン・ホテルの1階に移った。席の予約は電話では不可で、直接オフィスを訪ねなければならない。ピアッサからだと、乗り合いミニバンでアビオットまで行き、そこから徒歩10分程度。

ピアッサ近辺の飯屋
いちばんのおすすめは、エチオピア航空オフィスの道路を挟んだ向かい側のビルの屋上にあるレストラン(1階がカフェになっている)。スパゲティやステーキが食べられる。オープン・エアで店の雰囲気もすこぶるよい。ピザがうまいのは「GKレストラン」。チーズ入りのものがおすすめ。ここはコーヒーも美味。ピザは午後5時30分以降なので要注意。老舗イタ飯屋「Casteli Restaurant」は貧乏旅行者には敷居が高すぎる。ピアッサの目抜き通りをマルカート市場と反対方向に進み、坂を少し下ったところにある「Tea Room」の2階のレストランもおすすめ。ラビオリやステーキが食べられる。パンもおいしい。また、Tea Roomの2〜3件くらい隣にあるカフェでは、おいしいジェラートが食べられる。コーン3ブル、カップ5ブル。アイスクリームの看板が目印。

ラリベラ
ラリベラの教会群の入場料は100ブルと高い。チケットは1か月間有効なので、すでに見終わった旅行者からチケットを譲り受け、そのチケットで侵入しようと考える人も少なくないかもしれない。しかし、この小さい村では、誰がいつ来ていつチケットを買ったかなどお見通しのようで、すぐにばれてしまうようだ。ちなみに山頂の教会のほうは別に入場料20ブルがかかる。ラリベラの飯屋は「ブルーナイル・レストラン」に決まり。というより、ここくらいしかまともに食べられる店はない。トマト・スパゲティ8ブルおよび、シュク・シュカ12ブル(野菜炒めを卵でとじたもの)がおすすめ。ここには情報ノートあり。

温泉地ウォンド・ゲネット
シャシャマネから乗り合いミニバンもしくはバスで40分程度(3ブル)。下車後、3キロくらいゆるい坂道を登る。温泉のそばに併設されている政府系のホテルは高いが泊まる価値あり。どうしてもお金がないというならば、シャシャマネに宿泊しつつ、日帰りで温泉だけ浴びにくることもできるが、かなり面倒くさい。ちなみにアワサからもアクセスできるらしい。