アフリカ随一の都会、ナイロビを首都として目覚しい発展を遂げている国がケニア。ナイロビの写真を見ていると、「本当にここもアフリカ?」と思ってしまうような都会っぷりが伺えると思います。けれど、郊外に出ればマサイ族を中心とした民族たちも普通に暮らしているのはやっぱりアフリカ。首都ナイロビとマサイ族の写真を中心にまとめてみました

 


ナイロビで宿泊していた場所からはナイロビの街並みがよく見渡せました。ここの写真に写っているのは悪名高きナイロビのダウンタウン。近づくときはおっかなビックリ(笑)

 

ナイロビのモイ・アベニューは観光客や仕事勤めの人や何やらブラブラしている人でいつも賑わっている。路上駐車が多いのは日本と似てる?

モイ・アベニューを問わず、ナイロビの中心地はいろいろな青空商店が店を構えている。街行く人もチロチロとひやかしながら歩く

 

ナイロビでいちばん興奮したのはスーパーマーケットの充実っぷり。市内のいたるところに大型スーパーがあり、どこもかなりの品揃え。お仕事中の店員のお兄さんたちをパチリ。つーか、しっかり働かないと(笑)

こちらはタウンから少し離れたショッピング・モール「ビレッジ・マーケット」。アカぬけた建物は「ここもホントにアフリカ?」と思ってしまう。お客さんには白人やインド人もかなり多い

 


こちらはウエストランド地区にあるショッピング・モール。平日だというのに、この車の数! 中にはスーパーあり、レストランあり、映画館あり、とここで一日つぶせてしまう
個人的に、ナイロビの女性の髪形が世界一おしゃれだと思う(詳しくはこちら)。このお姉さんのコイル状の髪はいったいどーなってるの?

 

私たちの泊まっていたサファリ会社のルイス嬢と。ちゃきちゃきしてて、なかなかいいお姉さんでした。後ろのシマウマ、かなり可愛い

「いまのブームはプライムタイム(笑)」という声も聞かれたほど、なぜか日本人が集まってきたこの宿。これだけ日本人が集まると……さっそく「日本食の夕べ」に! 本日のディナーは天ぷら。やー、お箸の国の人ですね

 


アフリカ料理のなかでは有名な「ウガリ」。これを主食に、シチューや惣菜を一緒に食べる。とうもろこしの粉でできていて、これだけだとあまり味がない。ザラザラしてて、私自身はあんまり好きじゃないが(笑)、ウガリ好きな旅行者も多い
ケニアの切手には思わずヤラれてしまった。フラミンゴ切手にバナナ切手。うー、切手コレクターになろうかなーと思ってしまうほどの(笑)可愛さ

 


アフリカはどこでも(全員ではないけれど)、小学生は制服を着ていることが多い。黄色いシャツに紫の短パンが黒い肌によく似合う。そう考えると日本の制服って地味ね

ケニア&タンザニアの大人はなぜかカメラが嫌いな人が多い。でも子供はなんだか不思議そうな顔をしてしっかり写真におさまってくれる。黒人の子供は上から撮ると可愛いということに気づいたショット

 

どこの国でもやんちゃ坊主はいるものですな。カメラを向けると大はしゃぎ。写りたいの半分、照れくさいのが半分……なのかな?
道で野菜を売っていたお母さん。こう見ると「典型的な日本のお母さん」と服装はあんまり変わらない気がする

 


「あっ、チン(中国人)だあ」と集まってきた子供たち。いや、中国人じゃないよ、日本人だよーと説明するも、あんまりわかってなさそうな子たちでした(笑)

ところ変わって、マサイマラ国立保護区にある、マサイ族の住む集落におじゃましました。マサイ族は3か月に一度ぐらいの頻度で住む土地を変えるそう。地面は家畜の糞がいっぱいなので、けっこう歩くのに苦労する(笑)

 

マサイ族の典型的な家。木と泥で作ったシンプルなもの。もちろん電気もガスもきていない。ちなみに家を作るのは女性の役目だとか

歓迎ダンスを踊ってくれる、マサイ族の女性。これがまるっきりヤル気ゼロで、思わず笑ってしまった。いちばん激しく踊っていたのは私なのでは(笑)?

 


歓迎ダンス、男子の部に移ります。こちらは先ほどよりも若干ヤル気あり。というより、ちょっとカメラを意識してます。ダンナ、中央でなぜかニヤケ顔(笑)

ヤル気はあまりないけれど(笑)、こうして「ウッホウッホ」と言いながらぐるぐる輪になって走る彼らを見ると、「やっぱりアフリカ人だあ」と妙に感心してしまう。それにしてもどうして黒人の足ってこんなにまっすぐで長いんでしょ?

 


CMで中田選手と一緒にジャンプしていたのも彼らマサイ族。「マサイジャンプして〜」と言ったら、ジャンプ! 軽々とやっているけれど、やっぱり結構なジャンプ力に拍手
こちらはマサイ族の占い師さんのお宅。入り口の上からブラ下がっている白い貝殻模様が占い師さんの目印だとか。何か占って欲しかったけど、言葉が通じないので、断念

 

マサイ族の家の中。中はなかなか温かく、過ごしやすい。左手前に見えるのが、いろり(?)。日本の昔の家とも共通点があるような気がする
渋いおじさまマサイを発見。耳の穴がダラリと垂れているのが見えますか?これは耳に穴を開けて、徐々にその穴を広げていくとこうなるらしい

 

こちらは迫力満点のマサイ族のおばちゃん、耳からかなり長いビーズ輪を下げてました。マサイ族の人はみんなアクセサリーが大好き
赤ちゃんを抱えた、若いお母さん。聞けば16歳だそう。うわー、私より10歳も若い! マサイ族では13歳で結婚する女子もいるとか。このお母さんの耳もかなりオシャレ、マネできないけど

 

ここでもやっぱりお姉ちゃんは兄弟の面倒をよく見ている。布の巻き方も可愛いなー。ちなみにこのお姉ちゃんは耳の軟骨に開けた穴に、なぜかストローをさしていました。こうやって穴を広げるのでしょう
マサイ族は、みんなアクセサリーが好きで、手にもじゃらじゃらつけている。マサイ族のビーズのアクセサリーはめちゃめちゃポップでカワイイ

 


こちらはマサイ族の村に併設されていた(笑)おみやげ物コーナー。右手前に見えるのはぶっとい首輪。ちなみに売るほうもあまりヤル気なし

まったくみやげ物を売る気のない(笑)お母さんたちと一緒に。マサイ族の人は皆赤が入った服を着ている。赤は動物が火だと思って近づいてこないからだとか

 


「どうだ、よいものを見せてやろう」と言ってマサイ族のおじさんが出してきたのは、なんとライオンのツメ! マサイ族の男子はトラを殺せないと一人前にみなされないという習慣が残っているんだとか。ちなみに、「コレを特別に売ってやる、25ドルだ」だとか。いらない(笑)
村の近くで出会った少女ふたり。この格好で仲よく歩いていました。ギンガム・チェックの服がカワイイ。何を着てもさまになるのはやっぱり黒人

 


マサイマラではマサイ族のマサイ族によるマサイ族のための(笑)マサイ・マーケットが開かれていました。「写真は撮っちゃダメだよー」と言われるなか、隠し撮り。みんな見事に赤い服を着ている。ちなみにここで売り買いしているのは家畜


こちらは衣料品コーナー。この市場の人たちのビビッドな色合いは、想像するアフリカ像にちょっと近いいかも。売っている服や布も圧倒的にハッキリした色のものが多い

 


市場の空気に飲まれ、ついつい右のお姉さんが羽織っているような布を買ってしまった。買ったあとに「おまけに写真撮らせて」と言ったら「しょうがないわねえ」という感じでカメラにおさまってくれました