何かとダラダラと沈没していたジンバブエだけど、日々何もしなかったワケじゃありません(もちろんそういう日もあったケド……)。アフリカ最大にして唯一の遺跡、グレート・ジンバブエまで足をのばしたり、各種様々なライブに行ったり、地元の音楽に触れたり。振り返って見ると思い出いっぱいのジンバブエ、また行きたいな
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こちらが「ジンバブエ」という国名の由来にもなったグレート・ジンバブエ遺跡。といっても造られたのは15世紀頃と結構最近。東アフリカではもっとも有名な遺跡じゃないでしょうか |
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グレート・ジンバブエの目玉、石積みの塔。写真で見てもたいしたことないけど、実物もやっぱりたいしたことない(笑)。「どこがグレートなんだぁ〜」とツッコミまくりの遺跡でした |
それでも、「やっぱり遺跡っていいわ〜」と思ってしまうのは、私たち以外誰もいないこのロケーションがなせるワザ? ガランとした野原で遺跡と向き合っていると、なんとなく贅沢な気分になってくるものです |
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規模の割にこの遺跡がよかったのは、同行の自称「旅のプロ」トシヤス氏(彼のホームページはこちら)&この写真には写っていないけど、彼と同郷の高村氏がいたから? 「とりあえずオトコっぽい写真」ということで撮ってみました |
付近はゴツゴツとした岩山と野原が広がるばかり。アフリカって広いな〜と思うのはこういうところに誰もいないところ。しかしこの遺跡、ただ石を積んであるだけだな(笑) |
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「遺跡だよ」と言われないと、ただ石が並んでいるようにしか見えないのね。ここ、かくれんぼとかタカオニとかしたくなる場所です |
「木の上から木が生えている木」。コレ、上部の枯れてる部分を含め、一本の木なのです。なんだか不思議な感じがしませんか?
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遺跡に行ったのはうららかな午後。移動の関係もあって比較的バタバタと出てきてしまったけれど、お弁当でも持ってのんびりと行ってもよかったかも |
ところ変わって、ムビラ工場にて。ムビラというのはジンバブエのショナ族の伝統的な楽器で、通称「親指ピアノ」と呼ばれているものです。楽器といってもシンプルな作りで、工房でひとつひとつ手作りしていました |
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ムビラのキーを磨き、最後の仕上げをする職人青年。ムビラに携わる人って、ジンバブエ人でもなんだかとっても味のある人が多かった。この青年も音楽好きっぽい、いい雰囲気が漂ってます |
この工房のボス、ミスター・ガリカイ。もちろん彼自身もプレイヤーであり、自分のCDなんかも出していました。実にイカしたオジサンですな。もちろん私たちはしっかり彼の作ったムビラを買ってしまいました |
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こちらはムビラのセールスマン、ミスター・カンガフライ。彼もやっぱり渋い! セールスマンといえども無理強いはせず、ごく自然に接してくれるので、好感度大でした。手に持っているのは彼の2003年モデル・ムビラ。調子に乗ってこちもお買い上げ(笑) |
ムビラというのはショナ族に伝わる伝統的な楽器で、「ファンクション」という日本でいう法事のときに使うもの。1か所にプレイヤーが集まって、ひたすらムビラを弾く |
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ムビラと一緒に演奏されるのは、ジンバブエ独特のマラカスのような楽器(名前忘れた……)。シャカッ、シャカッと威勢のいい音が鳴り響く。むしろムビラよりこちらの音のほうが強いぐらい |
ノリにのってくると、みんな自然と踊り出す。アフリカの人って、本当に踊るのが好きで、みんな照れもせずここそこで普通に踊っている。こういう文化っていいなあと思う |
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ファンクションにはもちろん近所の子供も大集合。ファンクションよりもむしろ外国人に興味津々(笑)。このなかから将来のムビラ弾きも生まれるのでしょう。それにしても黒人の子供ってホントにかわいい |
「ヒーラー」と呼ばれるおばあちゃん。彼女に故人の霊が乗り移るという、日本でいうイタコさんのような役目を果たす。しかしこのおばあちゃん、妖気のようなものが全身に漂っていて、ものすごいド迫力。ただものじゃないっス |
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私が連れて行ってもらったファンクションは、郊外の小さな家で行われていたのですが、それでも家の中には人がギッシリ。老若男女、みな踊ってます |
こちらはハラレの街中でチェックした、野外ライブのポスター。こんだけのアーティストが出演して、入場料はなんと日本円で80円!
おもしろそうだし、これは行くっきゃないでしょ〜 |
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というわけで、行ってまいりました、野外ライブ。こういう場所はたいてい、ほぼ100パーセントが黒人。慣れてきたとはいえ、これだけの黒人を目の当たりにすると、「すっげえ」と意味もなく圧倒されてしまう |
この野外ライブには、とにかく子供がいっぱい。みんな顔にペイントしてて、カワイイんだな、これが |
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写真を撮っていると、「僕も撮って〜」とどこからともなく子供たちが集まってきました。ライブそっちのけで(笑)、撮影会。ペイントがそれぞれ違っている |
ジンバブエのお母さんの定番スタイル、バスタオルで赤ちゃんを体に巻きつけている。へばりついた赤ちゃん、よく見ると「何よ〜」って怪訝な顔(笑)。お母さんはこのスタイルで踊りっぱなし、さすがです。赤ちゃんもリズム感よくなるわな |
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とりあえず踊っとくでしょ〜ってことで、やたら盛り上がる妻。だいたい、外国人が踊っているのが珍しいのか、ちょっと踊るだけで周囲が大盛り上がりしてくれる |
でもってこちらはホンキなお姉さま方。軽快にステップを踏むの図。つーか、こうやって人前で張り切って踊っている人はたいていムチャムチャ踊りが上手い。見とれてしまう |
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ライブ途中、パラパラと雨が降ってきました。子供は慌てて稲中スタイル(笑)。こうやってとりあえず雨をしのいで、しばらくして雨が止むとまたライブ再開。のほほんと、アフリカっぽいライブでした |
ハラレのちょっとオシャレなバー「Book Cafe」でのライブ。「the other four」というバンドで、ジャズっぽい音。ボーカルの女の子はいかにも黒人チックなこぶしの効いた声で、歌もなかなかに聴かせるもの。だけどバンド自体は……うーん(笑) |
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「AFRIKA RIVENGE」というスゴイ名前のコーラス・バンド。いかつい名前にそぐわず、ハーモニーは絶妙に美しい。アフリカ感満載で、大満足だったショーです |