聖地バラナシはブラブラ歩いているだけでも、いろんなものが向こうからやってくる。ときにビビリながら、ときに爆笑しながら、それらをカメラに収めてみました。あの喧騒のバラナシと同じ街にあるとは思えない、ヒンドゥー大学内部の写真も必見です

 


バラナシ駅にて。概観はなかなか立派ですが、これより外にちょっと行くとリキシャー&オート・リキシャーが群れをなして連なっています。そして中に入ると……

 


内部はこの通りの混沌っぷり。しかしインドの駅はどこも寝そべってる人が多い。電車を待っている人、ここで暮らしている人……駅ひとつとっても日本と価値観が全然違う

お店の数も多いけど、とにかくサイクル・リキシャー(人力三輪車)と人の数がハンパないバラナシの市街。いつもどこもゴミゴミしていて埃っぽいけど、そんなことにはめげずに突き進んでいく果敢なインド人たち。特に中央下のおじさんの目!

 

そんなゴミゴミした街のなかでも平然と野菜を売るおじさん。やっぱりインド人ってたくましい。ここインドでも茄子がおいしい季節

インド女性の日常には欠かせない、おしゃれティカ(おでこにつける印)屋さん。ファンシーなものを売るわりに、いかついオジサマ

 


もっともスタンダードな小さな丸いティカを撮ってみました。ティカはこれ以外にも、何百、いやたぶん何千種類もあると思う
プラスチックに入れたお菓子ばかりを売っていたお店を見つけました。ポップでカワイイお店

 


こちらは子供用バングル(腕輪)。インド人女性は手元のおしゃれも大好き。子供にもこんなものをつけさせている
こちらが大人用バングルですね。このバングル屋さんはホント、どこの町でも見かけます。プラスチックのおもちゃみたいなものからガラス細工の施したものまで、ピンキリのラインナップ

 

真鍮の器やコップ、置物を売る店は、バラナシの中でも裕福な商人だそう。ちなみに壺にはガンガーの水を汲んでお土産にする
かわいかったんだけど、ジャマになりそうなので写真でガマンしたローソク入れ。このなかに直接油を入れてローソクにする

 

シヴァ神の顔がババンとデカイのが印象的なテープ、思わず欲しくなる。礼拝のときにかける音で、この手のものは街中でひっきりなしにかかっている
おでこにつけるティカの粉。やっぱり赤が一般的だけど、20色近い品揃えがある店もあった

 

バラモン(僧)を祀った新しいほこらを道端で発見。首には真新しい花輪が誇らしげにかかっていました

バラナシの細い道にはいつも犬があちこちにいる。たいていぐうすか寝ているか、かゆいかゆいと体を掻いてるか。こいつらはちょっとのことじゃ全然起きない

 

バラナシではいたずら好きの猿に注意! 夫も干していたパンツを一枚持っていかれました。だけどこんな小猿の姿はあまりにプリティーでしばしば見つめてしまう
突然どこからともなく「ナマステ〜!」と声がしたかと思うと、赤セーターの少年が矢のように飛んできた。どうやらこうやっておちゃらけて写真に写るのが大好きらしい。夫にもちゃんとポーズ指導

 

宿の隣に住むガキ大将とその友達。ふたりともこの顔からわかるようにメチャメチャやんちゃ。凧が大好きで、隙あらば凧をねだってくるちゃっかりもの(旅の日記あり

なんと、4年前にバラナシに来たときの写真&そのとき一緒に遊んでいた少年と再会! おおはしゃぎの妻・絵里現在26歳。インド人青年ラジェス現在18歳

 


4年前、1998年のほぼ同じ時期、確か「電波少年」の撮影か何かでバラナシに女優室井滋氏が来ていた。ずうずうしく記念撮影。室井氏の右が絵里、当時22歳。その上がラジェス当時14歳。しかし写真で見るとふたりともあまり変わってない

インドの定番定食、ターリー。小さな器に入っているのがダール(豆のスープ)、皿に小分けに入っているのがカレー他、ホットケーキみたいなのがチャパティ

 


ネットカフェにてガネーシャ(象の神様)の壁紙を発見。この顔といい、このポーズといい、たまらん! 日本に帰ったら私もコレを壁紙にしたい


バラナシ後半ではふたりそろって風邪をひいた……。病院に行くと、お医者さんが脈診してくれました。インド医学のアーユルヴェーダ式診察方法にうれしくなって思わずパチリ。しかし夫の病み顔&ぼさぼさ頭が痛々しい……

 


たっぷりと休養し、妻はひと足先に復活! Shiva Guest Houseのシバ氏&弟。ふたりともどっかトボけていて、大好きな宿だった
とにかくカオシーなバラナシの渋滞。しかもなんか道が煙ってるし……。こんなところを一日歩き回るとすぐ鼻の穴が真っ黒になる

 

一瞬「ここがホントにバラナシ?」と思ってしまったバラナシ・ヒンドゥー大学の構内。バラナシ一有名な大学はまるでアメリカのキャンパスみたい。左の写真と好対照でしょう

とにかくこの大学の構内はダダっぴろい。徒歩ではまわれないほど。誰もいないグランドは、混沌とした外の街からすると、一種異様に見える

 

構内を走るオート・リキシャーも心なしかアカデミック? 新品の車の横で誇らしげな運ちゃん

元ダメダメ大学生の夫、インド人大学生と記念撮影。この大学の学生はバラナシのそのへんに歩いている人と比べると、圧倒的に裕福そう。しかしインド人はみんな老け顔だと思いません? 学生というよりおっさんに見えてしまう

 

大学の構内にはこーんな立派な寺院まであるんです。さすが聖地バラナシ。ここだけは学生意外の人も来ていて、熱心に参拝していました

そのヴィシュワナート寺院にあった壁絵&解説がファンタジックでカワイイ。人物の額が赤くなっているのは参拝に来た人が付けたティカ

 


大学構内にあるヴィシュワナート寺院の内部は土足禁止ということもあり、とてもキレイだ。こんなシャンティな空間とあの喧騒のガートが同じ街だと思えない
大学の中央図書館前にて。ナゼかこの日はスカーフ着用の夫。雰囲気のある図書館はやっぱりイギリス風?

 


図書館内部、写真撮影禁止なところを決死の隠し撮り。ゴメンナサイ……。日本の大学と寸分違わぬ立派な図書館ですな。インターネットのできる場所ももちろんアリ。日本と違うのは、そこにいる大学生の真剣な勉強っぷりかも、と自分の大学時代を振り返り、反省