世界に名高いミコノス島に行ったあと、どこかマイナーな島にも行ってみたい! という理由でチョイスしたアンドロス島。アテネからほど近い島で、ギリシャ人に言っても「え、どこにあるの?」と言われてしまうマイナーさだけど、そのぶん本来のエーゲ海の島らしいのんびりさがありました

 


アンドロス島の外観。ミコノスに比べるとやっぱり地味だけど、それでも家々はやっぱり白い。島にはいくつかこんな感じの街が点在しています

 

青い空に、真っ白の教会が映える。小さな街にもちゃんと教会があるのがやっぱりヨーロッパです。こんなところで結婚式をあげたらステキかもな
道ばたに掲げられていた別荘の売り出し看板。こんなのんびりした島に別荘を持つのも悪くない、ぜーんぜん悪くない!

 


海際に捨てられていたオレンジ色のバン。さびれた島だけに、絵になる光景でした。アジアなんかに行ったら、このレベルの車が普通に走っているのに。やっぱりここはヨーロッパだな

島のアチコチに自生していた白い花。この控えめな感じが、いかにもこの島に似合っています。日本の花屋さんで売られているような気がするけど、なんていう花なんでしょ?

 

アンドロス島で泊まったプライベート・ルーム。おやじが夜になると豹変するのが玉にキズだが、テラスもあるしプライベート・キッチンもあるし、居心地はなかなかよろしい

私たちがテラスで何かを食べていると、必ずよってきて「ちょうだ〜い」とおねだりする猫たち。名づけて「くれくれ猫」。確かに、物欲しそうな顔してるな、コイツら

 


でもってご飯がもらえるとこのとおり、「ニャーン」とゴキゲン顔で伸びをする。猫ってゲンキンな動物だなあ。そこがカワイんだけどさ
アンドロス島はさびれた割に大きな島で、周囲をぐるりと道路が取り囲んでいる。私たちはこの日もバイクでおでかけ。誰もいない島の一本道をバイクで走っていると、気持ちよ過ぎてついつい顔がだらしなくなってしまう

 


島のなかでもかなり大きめの街。この島の家は、白い壁にピンクの屋根で統一されている。ビーチを取り囲んでホテルや家々が建ち並んでいるさまは、さびれているとはいえ、やっぱりエーゲ海のリゾート島なのです

島は起伏が激しく、いたるところで海岸線がバッチリ見える。それにしても、やっぱりエーゲ海らしく、海は青い

 

島のビーチでひとやすみ。ミコノス島と違って、人がほとんどいないのがいい。最近、妻は一段とガン黒になっていく。このままでいいのだろうか……

海際だけでなく山のなかにも小さな村がある。茶けた土地に、ピンクと白が点在しているさまは、まるでおとぎ話に出てくる村のよう

 

船着場でちょこんと座っていた美少女。まるでギリシャ彫刻のような整った顔立ちに、思わず吸い寄せられてしまう。彼女が持っているのが、次回のアテネ・オリンピックのマスコット、アテネちゃん。微妙なかたちがカワイイ

バカンスを終え、アテネに戻る船に乗り込んだ。ギリシャの国旗がはためくなか、「あー、やっと仕事も終わりだな〜」というふうな乗組員。日本人に比べて、圧倒的に足が長い!

 

とうとう船着場に到着。見ていて「着かないで〜」と思うほど、楽しいバカンスでした!