アジアとヨーロッパの架け橋となる街がイスタンブール。市内はアジア側、ヨーロッパ側と区分され、その間を何隻ものフェリーが行き交い、両サイドをつなぐ橋は人や車で大賑わい。有名な「ガラタ橋」、市内随一のお土産屋街の「グランドバザール」、ウォーターフロントのデートスポットとして知られている「オルタキョイ」の写真をご紹介します

 


10分橋にいるだけで、何艘ものフェリーやらボートを目にします。写真のように立派な客船付きのフェリーから、おっさんひとりが乗った漁船までさまざま

 


ガラタ橋の脇はマーケットになっていて、通行人がひやかしながら歩いています。ジーンズ屋にはひとだかりができていました
アジアとヨーロッパの間の海は金角湾という。港として使われているから、水は決してキレイとはいえないけれど、一日中釣り人が絶えない。こんなところで釣れるのかなあと思うんだけど……

 

ところが。釣っている人はこんなに釣っているのです。これは全部ひとりで釣ったとか。フライにして食べる……ようなことを言っていたけれど、おいしいのかな?

釣り人にも色々なタイプがいて、この人は釣りよりも昼寝派(笑)。普段あまり釣り人と接しない私としては、ガラタ橋での釣り人観察もまた一興でした

 

数は少ないけれど、女性釣り師だってちゃんといます。ムスリムの女性がする頭巾をかぶって、ハイヒールで釣竿を握っていました。隣にはやはりダンナ(彼氏?)の姿がありました


トルコといえばサバ・サンド! 有名なガラタ橋のサバ・サンドを売るボートに駆けつけました。あいよ! とばかりにサバ・サンドを渡すおっちゃんのお腹には、きっとサバ・サンドがいっぱい詰まっているのでしょう(笑)

 


サバ・サンドの中身はまさに日本のサバの塩焼きと同じもの。パンに挟んで食べるけれど、日本人としては大根おろしと醤油が欲しいところ。地元の人にも人気で、みんなモリモリ食べてました
ガラタ橋の前のモスク「イェニ・ジャミィ」にて。「イスタンブールは観光地だからねえ」と批判的な意見も聞いていたけれど、私はこの街が結構好き。なので笑顔を作ってます(笑)

 

ところ変わって「グランド・バザール」。大きな建物のなかにこまごまとしたお店がいっぱい。ひやかしながらここを歩くのが好きで、3度も通ってしまった

グランド・バザールでいちばん幅をきかせているのが、貴金属店。「見るだけ、タダよ〜」の言葉に甘え(笑)、ついでに写真まで撮らせてもらった

 


まばゆいばかりのゴールドのネックレス群。実際つけたらド派手なんだろうけど、ここまでデーンと並んでいるとなんだか気持ちがいい
ダンナがいたく気に入っていた「目玉」屋さん。目玉とは私たちの間での通称で、本当は「ナザール・ボンジュー」という立派な名前があるそう。トルコのお守りで、家の入り口につけたりするもの

 


「目玉」拡大図。なんだか目玉っぽいでしょ? ちなみにとうとうダンナはこのキーホルダーを買ってしまいました
トルコはエジプトと同じくベリーダンスが見られる国。お姉さん(中にはおばさんもいる)がこんなセクシーな衣装を着て、腰をくねくねさせて踊ってくれます。写真のマネキンはやっぱりトルコ顔ですね

 


海のあるところにつきものなのが、おしゃれスポット。ここからはイスタンブール随一のおしゃれスポットである「オルタキョイ」の写真を紹介します。カップルが並んで愛を語らっている向こうにモスクが見えるのが、いかにもトルコですな

オルタキョイには何があるかというと、おしゃれなカフェ&バーと雑貨&アクセサリー屋さんのみ。それでもこんなに人が集まるのは、みんな「おしゃれな雰囲気」が好きなんでしょうね

 

石畳のオルタキョイを手を組んで歩く女の子たち。高校生かな? トルコ人というのは実にいろんな顔立ちの人がいて、彼女たちのようにいかにも白人っぽい子から黒目黒髪のアジア系までさまざま

「あいよ」と伸び〜るアイス、ダンダルマを渡してくれるお兄さん。眉毛は完全につながってます(笑)。このアイス屋さん「MADO」と言うんだけど、かなりウマイです

 


オルタキョイの広場には、鳩がうじょうじょ。エサをやっているファミリーも、最後にはちょっと困ってました(笑)。鎌倉の鶴が丘八幡宮の鳩なんかもこういう厚かましいタイプ?

ここは人気のデートスポットだけあって、ベンチというベンチでカップルがくつろいで(いちゃついて?)います。それから海のそばだけあって、猫も多い。ベンチの下で堂々と寝そべっている姿には、なんだか拍手!

 

何度も書くけれど、トルコの猫はホントに愛想がよくて人馴れしているコが多い。ノラ猫が、こんなところでぐうぐう寝てていいのかしら? だからこそ、猫好きにはたまらない風景が多い。こいつはノラのくせに毛がふわふわでめちゃめちゃカワイかった

オルタキョイの広場では、なんとトルコ式ブラスバンド&コーラスのドンドコ部隊が、こーんな衣装で構えてました。右側の人は歌とリズムを奏で、左側の人たちはただ立っているだけ(笑)

 


このドンドコ部隊を正面から見たところ。総勢50人近い大人数が中世の衣装を身にまとっています。しかしトルコ人ってこういうの、似合うなあ
オルタキョイのおしゃれなカフェ通りにて、「アジアンジャパニーズ」風に。このあたりは石畳の道になっていて、「ヨーロッパっぽいねえ」と悦に入る

 

トルコでともちゃんがよく飲んだエフェス・ビールのサーバー。中身は空っぽなのが惜しい(笑)。エフェスとはトルコにあるローマ時代の遺跡が残る街の名前

オルタキョイで楽しいのは、露天めぐり。アクセサリーが多いけれど、中にはこんな絵を飾るお店もある

 

オルタキョイ露天大賞は、この「うさぎ占い」。関根努(漢字合ってるかな?)を若くしたようないかにもうさんくさい(笑)お兄さんがハイテンションで呼び込みます。ウサギのやる気のなさと好対照でした


オルタキョイ名物の「クムピル」。ここまでの行き方を聞いたお姉さんが「ぜひ食べてみて」と名前まで書いてくれたもの。バカでかいほくほくポテトの中身を崩し、ソーセージやらコーンなどをトッピングしていきます

 


クムピルの完成図。ケチャップとマヨネーズをドブっとかけてできあがり。ホクホクなのもあって、激ウマイ! ともちゃんはしばらくこの写真を壁紙にしていました