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見どころがとにかく多いエジプト。アレコレ悩んだ結果、カイロから列車で9時間のルクソールに行くことに。ルクソールはかつて首都として栄えた街。遺跡の数も多く、それぞれにスケールはデカく、しかも壁画やレリーフなどの装飾も美しく、そのうえ保存状態もよいという、まさに超一級の遺跡ばかり! 最初は圧倒されまくってましたが、なにしろ暑い。予想以上の暑さに、実は後半はダレぎみでした(笑)
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![]() ルクソールの道ばたの街路樹は生活必需品。とにかく陽射しが強く、木陰で休憩しないとやってられない。その奥にはルクソール神殿が見える。並んだ柱がキレイ |
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![]() ラムセス2世像のある入り口を経てラムセス2世の中庭に入ると、またもラムセス2世像が(笑)。ラムセス王というのは何人もいて、ルクソールをまわっているとよく登場する王様だ。それだけに「アレ、これはラムセス何世だっけ?」とごっちゃになることもしばしば |
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![]() ルクソールの交通手段のひとつ、馬車。といってももちろん観光客用。お値段はもちろん高めなので、写真でガマンの子。それにこの暑さの中で馬を走らせるのは、まさに「馬車馬のように……」という気がしてきて、なんだか申し訳ない |
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![]() と思ったら、なにやら机の下でガサゴソと音がする……。テーブルクロスをめくってみてビックリ。猫がうじょうじょいる(笑)。このママ&子供ちゃんは皆おっとりしていて、写真を撮られていても平気で伸びをしたりしている。エジプトは中東らしく、猫は皆に可愛がられているせいか。でもカワイイなあ |
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![]() ルクソールの遺跡は街から遠いところも多く、考えた結果(というか寝坊した結果)、タクシーをチャーターするというバブリーな方法に。といっても物価の安いエジプトだからできること。これは途中、暑さにやられちょっとへこたれ気味のドライバーのおじちゃんのスナップ |
![]() 遺跡は街からだいぶ離れたところに点在している。行く途中では、こんな砂っぽいところに集落があって、普通に人が住んでいる。家の前にはやる気がなさそうにお土産品が置かれていたりする |
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![]() 凱旋門にも、勇ましいラムセス3世の姿が彫られている。いかにもエジプトらしい、壮大にして繊細な佇まい。とにかくここは美しく彫られたレリーフがいたるところにある |
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![]() 中庭に入ると、いくつもの柱が立っていた。その柱のすべてに、びっしりと彫られたレリーフが残っている。紀元前のものだというのに、保存状態もいい |
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![]() 中庭では、照りつける太陽のもとじっと佇む王家の像が。日本がまだ石器時代に、エジプトではもうこういった祭殿がボコボコ作られていたというのだから、恐れ入ってしまう |
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![]() 葬祭殿の至聖所。ここで色々な儀式をしていたらしい(たぶん)。久々のツーショット。というか、この暑さでは人に写真を頼むのもダルくなってくる……な内心を隠し(笑)、やたらニッコリ顔 |
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![]() 遺跡はすばらし過ぎるが、何しろ暑い。特にここは日陰がなくて、日光がドドーンと照ってきて、肌がジリジリ焼けているのを実感するほど。白人の観光客の方々はみんな真っ赤になってました |
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![]() あまりの暑さに、遺跡に並んだお土産屋さん&物売りもすっかりダレぎみ。みんなで集まっておしゃべりしたり、昼寝してたり。確かにこんな暑いところで働きたくない |
![]() 続きまして、「王家の谷」へ。まず、この観光地は名前がいい。「王家の谷」なんて、なんだかそそられる(笑)。ここは岩を彫って作ったお墓がずらりと並ぶところ。もちろんすべて歴代王の墓だ |
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![]() 墓の内部はこんな感じ。墓の時代によっても違うようだが、こちらは入口からお棺を安置しておいた場所まで長めの廊下が続くタイプ。かなり奥まで廊下はあるし、壁面のレリーフも美しい |
![]() 墓の壁面に描かれた装飾。古代エジプトは多神教の宗教で、遺跡にも神様がいっぱい。中には体は人間、顔は猫という神様だっている。写真右は太陽神「ラー」。頭の上に太陽をしょっている(笑) |
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![]() こちらはつぶらな瞳がカワイイ、コブラのレリーフ。滑らかに浮き出ていて、ついつい手で触りたくなる |
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![]() 墓の奥部、お棺が安置される部屋には、天井まで壁画が描かれていた。古代エジプト人の宇宙観を表す絵で、色味までくっきり残っている。写真では伝わりにくいのだけど、この絵は本当にスペーシーで、しばしこの空間で立ち止まってしまうほど |