コダリ(ネパール国境)〜バラビセ(ネパール)〜カトマンドゥ(ネパール)


移動日:2002年9月28日
手段:ローカルバス
料金:40Nルピー(コダリ〜バラビセ)&65Nルピー(バラビセ〜カトマンドゥ)

コダリから出発し、終点のバラビセでカトマンドゥ行きに乗り換え。ダイレクトにカトマンドゥに行くツーリストバスもあるが、本数は少ない(一日一本?)。それだと料金はひとり300Nルピーだが、私たちは朝出発だったため時間が合わなかった。タクシーだと1台3000Nルピーと言われた。国境の街コダリ周辺はダム同様、結構な悪路。土砂崩れもたびたび起こるようだし、道幅も狭く、もちろん片側は崖のところが多い。猛スピードで山道を下るローカルバスは結構スリリングで楽しいが、屋根の上にも人が乗っているのを考えるとやっぱりちょっと怖い。ただし国境から離れるごとに道はぐんぐんよくなっていく。コダリ〜バラビセまで約3時間、バラビセ〜カトマンドゥが約5時間。


 
カトマンドゥ(ネパール)〜ナガルコット(ネパール)


移動日:2002年10月6日/8日
手段:ツーリストバス
料金:100Nルピー

ダイレクトに行くツーリストバスで2時間弱。ツーリストバスは快適だったが、だいたいの場合宿の客引きも一緒に乗って車内でナンパしているようだ。ローカルバスの場合、バクタプルでナガルコット行きに乗り換え。それだと乗り継ぎも含め、ひとり13Nルピー。私たちはローカルバスで帰ったが、乗り継ぎもスムーズだし、時間的にもあまり変わりないし、荷物がなければローカルバスでも問題ないと思った。


 
カトマンドゥ(ネパール)〜ポカラ(ネパール)


移動日:2002年10月16日
手段:ツーリストバス
料金:300Nルピー

ツーリストバスで約7時間。朝7時出発。なんでこんな早いの〜、どうせ時間どおりに出発しないくせに〜と思っていたら、時間ピッタリに出発したので逆に驚いてしまった。9時半頃に朝食タイムといってレストランに寄り、12時には今度はランチといってまたレストランに寄ったので、イラッチな私たちは思わず「早く行こ〜ぜ〜」とイライラしてしまった。しかもあからさまにレストランの名前が同じなので、このバスの旅行代理店が経営しているか、もしくはマージンをもらっているレストランなのだろう。イライラしながら乗っていると、バスの窓からアンナプルナがキレ〜に見えて、ちょっと恥ずかしくなる。道はチベットに比べると断然よい。午後2時すぎにはポカラのツーリストバス・ステーションに到着。


 
アンナプルナ・トレッキング(ネパール)


移動日:2002年10月30〜3日
ルート(ナヤプル〜ウレリ〜ゴレパニ〜タトパニ〜ベニ)

行き(ポカラ〜ナヤプル)
手段:タクシー
料金:500Nルピー

帰り(ベニ〜ポカラ)
手段:ローカルバス
料金:95Nルピー

ナヤプルに向かうバスは、ポカラのバグルン・バスパークから出ている。バグルン・バスパークはレイクサイドからはやや遠いため、私たちは宿からタクシーで行くことにした。しかし、いざタクシーに乗ってみると「ナヤプルまで直で500NルピーでOK」という話になり、バスパーク行きを取りやめ、そのままタクシーでナヤプルに向かう(通常の相場は800〜1000Nルピーらしい。そんな金額は払えないということで、当初はバスで行こうと思っていた)。タクシーでの移動は非常に快適&スピーディで、あっという間にナヤプルに着いてしまった。

トレッキング開始直後は勾配もほとんどなく、スイスイと進める。途中チェックポストがあり、パーミット(ポカラで事前に2000Nルピーで取得)を見せる。昼食はヒレにて。1日目はティルケンドゥンガを宿泊予定地としていたが、昼にはティルケンドゥンガに着いてしまったため、ひとつ先のウレリまで行くことに予定を変更する。この間の道が異常にきつく、600メートルもの急な上り坂を息を切らせながら登ることに。無事ウレリに到着した頃には日も暮れてしまっていた(トレッキングの日記)。

2日目はアンナプルナ山群随一の大きな町、ゴレパニを目指す。今回のトレッキングでもっとも標高の高い場所だ。道は最初から最後まで上り斜面が続くため、ペースは落ちる。それでも日が暮れる前にはゴレパニに到着。この辺は標高が2800メートルを越すためもあってか、とにかく寒かった。

翌朝早朝にヒマラヤの展望台、プーンヒルまで登る。眠いのと寒いのをこらえつつ1時間ほど山を登ると、絶景パノラマビューが待っていた。ゴレパニに行ったら、早朝にプーンヒルに登ることを強くおすすめしたい。宿で朝食後、最終目的地であるタトパニを目指して出発。ここからは延々と下り坂なので、前日までに比べてはるかに早いペースで歩くことができた。日没前には、なんとかタトパニに到着。目当ての温泉を満喫する(温泉の日記)。

当初の予定ではタトパニに一泊後、ポカラへ帰る予定であった。しかし、身も心も温泉に癒されてしまった私たちは、もう1泊することに。温泉って本当にスバラシイ! 当地に2泊した後、ポカラへのバスが出ているベニに向かう。この間は距離があるものの、道は勾配がきつくなく、ひたすらハイペースで歩き続ける。ベニからはタクシーも出ていたが、1800Nルピーという法外な値段だったため、ローカルバスで帰路に着く。このバスはなぜか席が指定だったが、客が少なかったため自由に席を確保する。3時にベニを出発したバスは、ポカラに7時30分頃到着。バスパークからレイクサイドの宿まではタクシーで100Nルピーだった。

 

 
 
カトマンドゥ(ネパール)〜スノウリ(ネパール)


移動日:2002年11月15日
手段:エキスプレスバス
料金:300Nルピー

宿泊していた「Yeti Guest Home」で手配。エキスプレスバスとはいわゆる長距離ローカルバスのことで、旅行者の乗客はツーリストバスほど多くない。カトマンドゥのニュー・バスパーク発。席は指定。休憩は9時頃と12時ごろの2回で、両方ともかなり短い。ツーリストバスのように旅行者向けの高いレストランには停まらなかったのはよかった。途中でなぜか郵便局などに寄ったりして道草を食いまくりだったが、寝ているうちに思いのほかあっさりと到着。着いた場所から国境まで結構離れており、リキシャーにて移動した(50Nルピー)。


 
スノウリ(インド)〜バラナシ(インド)


移動日:2002年11月16日
手段:タクシー
料金:ひとり350ルピー

ツーリストバスが出なかったのと、ちょっとしたトラブルがあったのとで、リッチにもタクシーにて移動(詳しくはこちら)。乗客は僕らを入れて6人。タクシーといっても、インドのTATA社製の「SUMO」というランクルみたいな車で、移動自体はかなり快適だった。ただしドライバーの運転が異常に荒く、なんと対向車と接触事故を起こしてしまった。サイドミラーは大破したが、乗客は無事だったので不幸中の幸いだったと言える。


 
バラナシ(インド)〜サトナー(インド)


移動日:2002年11月29日
手段:列車(2等寝台)
料金:157ルピー

夜の11時30分発の夜行列車。バラナシが始発駅ではないため、乗り遅れないようにと早めに駅に来てみたものの、列車は1時間30分遅れで到着。駅は深夜だというのに、あいかわらずの混雑ぶりだった。私たちが乗った2等寝台は3段式のベッドで、やや硬め。枕や毛布などはなく、持参の寝袋で寝ることに。ちなみに出発直前に夫婦揃って風邪でダウンしたため、一度キャンセルして再度チケットを取得した。当日キャンセルだったため、購入代金の半額のみ返金。チケットは駅の外国人専用窓口で簡単にゲットできる。


 
サトナー(インド)〜カジュラーホー(インド)


移動日:2002年11月30日
手段:バス
料金:55ルピー

サトナー駅からリキシャー(ふたりで10ルピー)に乗ってやってきたバス・ステーションを9時30分に出発。13時30分頃カジュラーホーに到着した。バス・ステーションでは騙されて危うく間違ったバスに乗らされそうになったので、きちんと窓口でチケットを買うべき。私たちが乗ったのは一応ローカルバスだったが、乗客はほとんど外国人。15分程度の休憩があった。途中から車内にカジュラーホーのホテルの客引きがたくさん乗り込んできてうざかった。


 
カジュラーホー(インド)〜ジャンスィー(インド)


移動日:2002年12月3日
手段:バス
料金:75ルピー

カジュラーホーのバス・スタンドを早朝5時30分発。そのため4時30分起きと、かなりつらかった。しかも、早朝はインドとは思えないほど寒い。出発時は車内はそれほど混んでいなかったが、徐々に乗客が増えていき、最後のほうはすし詰め状態。ジャンスィーには午前11時前には到着。駅に着くので、そのまますぐに列車に乗り換えられるのがうれしかった。


 
ジャンスィー(インド)〜アーグラー(インド)


移動日:2002年12月3日
手段:列車(2等)
料金:64ルピー

午前11時30分発の予定だったが、やはり列車はなかなかやってこなかった。無事出発したのは13時30分。出発間際の切符購入ということもあってか、切符に座席番号が書いていなかった。どこに座ってよいのかまったくわからず、とりあえず空いている席を確保するも、そのままアーグラーまで問題なく座っていられた。途中、突然列車が止まったかと思ったら、列車の外で乱闘が始まったのは驚いた。あそこまで殴らなくてもいいのに……。


 
アーグラー(インド)〜ハイダラバード(インド)


移動日:2002年12月5日
手段:列車(2等寝台)
料金:421ルピー

またしても列車が予定通り来なかった。1時間遅れで到着した列車は深夜12時にアーグラーを出発、翌々日の朝7時にハイダラバードに到着した。1泊目の夜は恐ろしく寒く、持ってきている服をすべて重ね着した。それでも寒く、さらに蚊にも悩まされたため、ほとんど眠ることができなかった。ほかのインド人乗客の話では、この時期にこの区間は冷え込むのが慣例なのだとか。列車はデカン高原を南へ南へと突っ走る。景色はすこぶるよい。


 
ハイダラバード(インド)〜バンガロール(インド)


移動日:2002年12月9日
手段:列車(2等寝台)
料金:276ルピー

ハイダラバードのカチェグダー駅を午後7時に出発。始発駅のためか、珍しく定刻通りに出発したので拍子抜けしてしまった。車両はこれまで乗ったほかの列車と比べてきれいだった。南インドということもあってか、車内販売でコーヒーが売られていたのも印象的。翌朝7時ごろにはバンガロール・シティ駅に到着する。寝ているうちに着いてしまう感じ。


 
バンガロール(インド)〜プッタパルティ(インド)


移動日:2002年12月12日
手段:バス
料金:78ルピー

バンガロール・シティ駅そばのセントラル・バスターミナルから発車するKSRTC社のダイレクト・バスを利用。午前中に4便あり、私たちは9時出発の便に乗った。切符は前もって予約が可能で、席は指定。バスはネパール、インドを通していままででいちばん豪華だった。前後の席間が広くゆったりとしており、シートはリクライニングできる。途中10分の休憩あり。プッタパルティには約4時間で到着。バス停からサイババのアシュラムまでは徒歩1分くらい。


 
プッタパルティ(インド)〜ハンピ(インド)


移動日:2002年12月15日
手段:バスを3台乗り継ぎ
料金:75+24+4.5ルピー

プッタパルティからはハンピへ直行できる交通手段がないため、バスを3回乗り継ぐはめに。まず朝7時発のバスでべラーリへ向かう。所要5時間程度。そしてすぐさまホスペット行きのバスに乗り換え約2時間悪路を揺られる。このバスで運悪く席が最後部になってしまった。道が悪くて席が後ろというのは本当にきつい。座っているだけなのに、遊園地のアトラクションのようにホップ&ステップが続くから、ホスペットに着いたときはくたくたになってしまった。ホスペットからハンピまでは目と鼻の先。30分ごとにバスが出ているので交通の便は悪くない。


 
ハンピ(インド)〜ゴア(インド)


移動日:2002年12月18日
手段:寝台ツーリストバス
料金:380ルピー

久々にツーリストバスを利用した。ハンピの旅行代理店にてブッキング。ハンピ〜ゴア間はローカルバスもあることはあるが、夜間の移動となるため、ツーリストバスがおすすめ。2階建ての寝台は広くてふかふかで、いままで乗ったどの寝台バスよりも快適だった(席が最後部でなければなおよかったのだが)。途中食事休憩あり。このバスはハンピではなくホスペットから発車するのがやや不便だが、ゴアに到着したあとはパナジ、マプサと回ってくれるので便利。僕らはマプサで降り、そこからローカル・バスにてアンジュナ・ビーチへ向かった(5ルピー)。


 
ゴア(インド)〜ボンベイ(インド)


移動日:2003年1月4日
手段:列車(2等)
料金:333ルピー

列車の切符は宿泊していたJolly Jolly Romaにて手配。若干手数料を取られたものの、ビーチから駅までは遠いので、駅まで買いに行くことを考えると安上がりだと思う。ボンベイ行きの列車はマルガオやパナジからも乗れるが、僕らはアンジュナ・ビーチからもっとも近いティヴィム駅から乗車。アンジュナ・ビーチからティヴィムまではローカルバスを2台乗り継いだ。列車はボンベイの中心街にあるヴィクトリア・ターミナス駅まで行くが、僕らは空港に友人を迎えに行くため、ダーダル駅にて途中下車した。


 
ボンベイ(インド)〜アウランガーバード(インド)

 

行き
移動日:2003年1月5日
手段:列車(1等寝台A/C付き)
料金:720ルピー

帰り
移動日:2003年1月8日
手段:列車(2等座席)
料金:110ルピー

前日に合流した友人ハジメ君&ケイちゃんとともに、エローラ&アジャンタ観光へ出発。列車にてエローラ&アジャンタ観光の拠点となるアウランガーバードへ向かう。行きは当日の切符手配であったため、座席の確保に苦労した。とりあえず乗車券のみを購入し、列車出発の1時間前の時点でまだ空き座席があれば購入できるという話であった。僕らはラッキーなことに4人分のチケットを確保できた。乗ったのはインドの列車のなかではもっとも高額な1等寝台A/C付き。寝台4つのコンパートメントで、シーツや毛布、枕まで付いていてかなり快適であった。アウランガーバードには翌朝5時くらいに到着。

帰りは昼間の移動となったため、寝台ではなく座席のみを確保。行きに乗った1等寝台A/C付きと比べると値段は段違いに安い。席は指定であったものの、いざ乗ると無銭乗車のインド人が堂々と座っていた。彼をどかすのに四苦八苦したが、こういうこともインドでは日常茶飯事(笑)。

 

 
 


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