■Mitte's Backpacker Hostel |
ベルリン(ドイツ)
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「ラブパレードの時期はとにかく混むよ」というわけで、宿探しに苦労したくなかった私たちはここのみ、かなり前からネットで予約しておいた。ドミがメインの宿だが、ユースホステルというよりいわゆる「バックパッカーズ」。どこが違うの? と言われても困るのだけど(笑)、壁にポップな絵が描いてあって、バーがあるのがいかにもバックパッカーズっぽいなあ、と。ちなみにここはレセプションが24時間オープンなので、夜遊びにピッタリ。というか、夜遊びするために来ている人しかいなかった(笑)。ドミトリーでも、みんな起きるのが午後に入ってからというダメな人ばかりだったので、居心地がよかった。フライヤー類も充実していて、その手の情報を集めるのにもいい。ただしラブパレード期間は5ユーロも値上げ! むむぅ 滞在:2003年7月11日〜13日 / 16日 |
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Chausseestr.104 10115 Berlin tel:49-30-28-390935 mail:info@backpacker.de web:http://www.backpacker.de/ |
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コペンハーゲン(デンマーク)
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とにかく物価が高い……と聞いて怖れていたコペンハーゲン。ハイシーズンだけあって、最初に電話したユースはフル。「どうしよっかぁ」と言いつつ、とりあえずインフォメーションを覗いてみたら、ユース&安宿一覧ボードのようなものがあり、値段と情報と、空きがあるかどうかが書いてあった。その中で格別に安く、しかもまだ空きがあるところに向かった。ドミトリー70Dクローネと書いてあったが(ほかのユースは90〜120Dクローネ)、行ってみると広々としたキャンプ場の一角に、宿泊施設があるところで、当然テント泊もできるという。マイテントだとひとり50Dクローネで、ひとり60Dクローネの備え付けのテントであれば、中に分厚いマットレスがあるという。マイテントを持っている私たちだが、ここは迷わず備え付けテントに。トイレ・シャワーの数が少ないのが難点だったが、とにかく緑の多いお庭は気持ちがよく、テントのそばにはくつろぎテーブルなんかもあって、予期せずに北欧の自然を満喫できた宿 滞在:2003年7月17〜19日 |
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Bavnehoje Alle 30 tel:33212456 |
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■Ibis Amsterdam Stopera |
アムステルダム(オランダ)
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ここしばらくキャンプ場やドミトリーが多かったため、「アムスではちょっと落ちつけるところがいいねー」というわけで、ダブルの部屋を狙っていた。早朝にアムスに着いて、そのままインフォメーションに並んで朝いちばんで紹介してもらった宿がここ。値段は私たちにしては立派なものだが、ドミトリーでも最低ひとり18ユーロすることを考えると妥当かなーと思って決めた。が、行ってみてビックリ。想像をはるかに上回る立派な「ホテル」で、レセプションに表示されている値段はダブルで160ユーロ。うーん、ホントにこれが45ユーロなのかしらん、何かの間違えじゃあ?と思いつつ怖れながら入ったが、何も間違っていなかった(笑)。部屋は日本の、先進国の3つ星ホテルの室内のような、立派な感じ。シンプルで、机もテレビもあるし、もちろんお湯はジャブジャブ。部屋の窓側が運河に面している、オーシャン・ビューならぬアムステル川・ビュー。とにかく久々に泊まった「ホテル」にふたりしてはしゃぎまくり。やっぱホテルはいいな(笑) 滞在:2003年7月21〜23日 |
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Valkenburgerstraat 68 tel:31-020-5319135 mail:H3044@accor-hotels.com web:http://www.ibishotel.com/ |
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■Chambres A Louer |
ブリュッセル(ベルギー)
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一応宿は押さえてあったものの、ハイシーズンのブリュッセルだけに、結構高い。「どこかいい宿ないのかねぇ」と物欲しげに駅付近を散策していたところ、痩せぎすのいかにも怪しげなおじさん(笑)が声をかけてきた。話を聞くとどうやらプライベート・ルームらしい。ブリュッセルでプライベート・ルームという話はあんまり聞いたことがなかったが、何しろ値段が安い。もちろんドミトリーではなく、しかも部屋にキッチンもシャワーも付いているという。「おいし過ぎじゃない?」といぶかしげな気持ちもあったが、おじさんがあまりに生真面目に説明するのを見ているとだんだんいい人に見えたので(笑)、ついていくことにした。といっても迎えに来る車をかなり待たされたけど。部屋はボロくて狭いが、かなり立派なキッチンと、冷蔵庫まである。大きな窓から見える中庭が広々としていて窓を開けてみると気持ちがいい。値段を考えるとまあ妥当な部屋だろう。ちなみに怪しげなおじさんはやっぱり生真面目ないい人で、最後まで腰が低かった 滞在:2003年7月24日 |
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Rue Souveraine 16 tel:02-512-1376 |
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■Hotel De Rouen |
パリ(フランス)
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パリで有名な韓国人宿「白い門」という手もあったのだけれど、中心街から離れているらしい。今回パリでは航空券を買うという重大任務があったために、できればなるべく便利な場所に宿を取りたかった。なので、重いバックパックを背負ったまま、シャンゼリゼ通りを歩くというマヌケな姿をさらし、凱旋門のそばのツーリスト・インフォメーションへ。ここでは手数料がかかるが、空き部屋を調べて宿の予約をしてくれる。分厚いホテル・ガイドももらったが、試しに「安い宿はいくらぐらい?」と聞くと、30ユーロであるという。ひとり15ユーロ……と考えると、私たちが知っているパリの最安値に限りなく近い。さっそく予約してもらい、向かったところはルーブル美術館のすぐそば。パリの中心の中心、1区だ。部屋は狭いが、どこにでも歩いていける立地のよさはかなり助かった。結局一週間泊まるというヨーロッパ最長滞在宿に 滞在:2003年7月25〜31日 |
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42 Rue Croix Des Petits Champs tel:01-4261-3821 |
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■The Millennium Lodge |
ロンドン(イギリス)
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とにかく目玉が飛び出るぐらい高いロンドン。ユースホステルでひとり4000円もする。ふたりで8000円なんて……インドだったら一週間ぐらい普通に暮らせるのに、なんてブツクサ言いつつ、駅のインフォメーションに向かおうとしたら、またも怪しい(笑)客引きがビラを配っている。これが噂のミレニアム・ホステル。安い宿のひとつとして情報は聞いていたが、名前が微妙に変わっている。部屋はドミトリーだが、6人部屋だと別々の部屋になるというので、4人部屋をチョイス。同室のイタリアーノはほとんど英語が話せないというのに、ロンドンで働いているという。どうやらこの宿は長期で暮らしている人も多いみたい。部屋は汚く、2段ベッドもギシギシ言う。正直、居心地はあまりよろしくない。朝食は飲み物とトースト3枚+バター&ジャムという「マザーファッキン・ブレックファスト」(ドイツ人の旅行者が力説していた)だが、これでもあるだけマシかも。中心地からは遠かったが、駅もバス停も目の前なのでその点はあまり苦にならなかった 滞在:2003年8月1〜4日 |
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639 Harrow Road London tel:020-8964-4411 mail:millenniumlodge@yahoo.co.uk web:http://www.millenniumlodge.com/ |
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■Hostal De La Paloma |
マドリッド(スペイン)
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ユースは安いが市内から遠いので、パス。また、ユースの近くでは強盗くんも多いらしい。まあ強盗大国と呼ばれる(?)マドリッド、どこに泊まってもやられるときはやられるだろうが。ただ、マドリッドはバックパックをかかえたままフラフラと宿を探すのはあまり得策ではないと思い、前もって「地球の歩き方」に載っていた宿に電話で予約を入れておいた。物価の安いスペインではたいしてお得な宿ではないが、ホテル並のキレイさと、どこにでも歩いていける立地のよさでかなり印象のよい宿。ツーリスト・インフォメーションも歩いてすぐで、毎日のように通ってしまった(笑)。近くにはレストランも多く、フラメンコをやるタブラオも近くに色々ある。本当はあと1泊したかったが、宿を経営しているファミリーがバルセロナに里帰りするというので1階下の宿に移ることに 滞在:2003年8月5〜7日 |
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Esparteros 12-3F tel:915322172 |
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■Hostal Comercial |
マドリッド(スペイン)
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前日まで泊まっていた宿のひとつ下の階(笑)。造りもほとんど同じで、奇しくも部屋の位置も同じところになった。ベッドカバーが赤になったのと、トイレの造りが逆になったのと、それからベッド脇にキャンディーが置いてあるのが違うといえば違う。宿代が1ユーロアップしたのはキャンディー代? こちらも家族経営の宿で、いい感じの夫婦。奥の食卓には「歩き方」やら「自由自在」やら日本語のガイドブックが並んでいる。この宿も「歩き方」に載っている。この時期のスペインはハイ・シーズンで観光客がうじゃうじゃいた。ここは中心の広場のそばのビルに宿が3軒入っているビルのひとつだが、どの宿も連日満室だった 滞在:2003年8月8日 |
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Esparteros 12-2F tel:915526630 |
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■Hostal La Perla |
グラナダ(スペイン)
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ふたり部屋のユースに電話を入れてみたが、部屋はしばらくの間ずっと満室だという。とにかくこの時期のスペインはやたらに混んでいる。マドリッドでもらったグラナダの宿リストを見て、安いほうから電話をして見つけた宿。部屋は汚くはないのだが、なんだかアジアの宿のようにどこか安っぽい感じ。でもこういう雰囲気は懐かしく、そして意外と落ち着ける(笑)。建物は古いが、そのぶん天井も高い。また、ツーリスト・インフォメーションなども近く、便利な場所にある。受付のおばちゃんがいい感じ 滞在:2003年8月9〜10日 |
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Reyes Catolicos 4 tel:958223415 |
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■Hostal Paco Lopez |
カピレイラ(スペイン)
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グラナダの宿でもらったホテル・リストには、この村には4軒しか宿が載っていない。あとは長期滞在用の部屋のみ。「いまの時期かなり混んでいるから、小さな村に行くのに宿を見つけてないのはちょっと危険かも」と言うのはグラナダにある「日本語情報センター」の在スペイン22年の怪しい日本人のおじさん(笑)。確かに彼の言うことは正しく、村には本当に4軒ぐらいしか宿がなく、しかも観光客はたくさんいた。バカンスで涼しいところに避暑に来ている家族連れが多い。部屋は田舎でこの値段をとるだけあって、かなりリゾーティなホテル。建物も築2年とピカピカ。部屋にはクローゼットとテレビがあり、トイレも広々としていてキレイ。もちろんタオルや備品なんかもある。宿の下はレストランになっていて、お味もなかなか。この宿のおかげですっかりリラックスした日々を送れた 滞在:2003年8月11〜13日 |
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Sierra Nevada 5 tel:958763076 |
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■名称不明(バスターミナルのそば) |
セビーリャ(スペイン)
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バスに乗り遅れたせいで(涙)、夕方になってセビーリャのバスターミナルに到着。「今晩の宿はどうしようかあ」と言っていたところ、かなり怪しげなオヤジが一枚の名刺を手に近づいてきた。1泊ひとり12ユーロでダブルの部屋だという。オヤジはかなり怪しかったが、バス停から近くなのと今晩1泊だけなので、とりあえずついて行くことにした。部屋は普通のアパートの一室でどことなく安宿感が漂うが、適度な広さもあるし、まあ1泊だけだしね……ということで手を打った。翌日またバスターミナルに行ったら、相変わらず怪しげなオヤジがいた。部屋は安くても問題なかったが、あのオヤジの怪しさはちょっと問題かなあ(笑) 滞在:2003年8月14日 |
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■Residencial Milanesa |
リスボン(ポルトガル)
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ハイシーズンなのもあって、「歩き方」にちょこっとだけ載っている宿は予約の段階ですでにフル。インフォメーションに行っても紹介してくれる宿は50ユーロ以上の部屋とあって、自力で歩いて探すことに。ハイシーズンだったために、宿はフルのところが多かったが、幸いインフォメーションからすぐ近くに手ごろな部屋を見つけることができた。値段は2泊で交渉して値切ったもの。しかし「物価が安い」と聞いていたポルトガルだが、ハイシーズンのせいか宿代はちっとも安くない。部屋は広いベットと小さなテラスが付いていて快適。宿のおばちゃんもシャンプーを貸してくれたりとなかなかいいおばちゃんだった 滞在:2003年8月15〜16日 |
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Rua da Alegria 25-2F tel:21-346-6456 mail:milanesa@netc.pt |
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■Lucia Mariaの家 |
ナザレ(ポルトガル)
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ナザレにはプライベート・ルームが多いと聞いていたので、それをアテにして向かった。バスを降りてブラブラ歩いていると、確かに「部屋あります」の看板を持ったおばちゃんがそこら中に座っている。超ハイシーズンでこれなのだから、いったいこの街にはいくつ部屋があるのかしら。「キッチン付きの部屋」という条件で探したこの宿は、ルイーザという恰幅のいいおばちゃんのお家。下の娘が嫁に行ってひとり暮らしの家のふた部屋をペンションとして貸している。部屋は私たちにはまったく似合わないファンシーな部屋で最初はかなり度肝を抜かれた。が、そんなことよりも何よりも、私たちはこのルイーザおばちゃんがすっかり大好きになってしまい、結局滞在中はずーっと彼女と一緒にご飯を食べていた。優しくて面倒見がよくて大らかで……ホントにいいおばちゃんで、ポルトガルの思い出といえば彼女の顔が思い浮かんでくるぐらいだ。最後は私たちもおばちゃんも涙、涙……のお別れだった。ううう……これを書いているいまも涙が出てしまいそう……。この宿のことについては日記を参照してください。またルイーザおばちゃんに会いに、ナザレを訪れたいなーと思う今日このごろ 滞在:2003年8月17〜19日 |
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Rua Adriao Batalha 141 tel:262088737 / 963767367(携帯) |
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